小児矯正Pediatrics

小児矯正はお子様の将来を見越した予防治療です

きれいな歯並びは顔立ちを美しく見せるだけでなく、虫歯や歯周病などの歯科疾患のリスクも最小限に抑えます。歯列矯正は欧米では一般的な治療であり、特にアメリカでは子供の頃から歯列矯正を受けることが多いです。
「歯並びの悪さが引き起こす将来のお口のトラブルを予防する」という意味で、小児矯正には予防処置としての役割があります。悪い歯並びを治療しておかないと、将来大きなリスクを抱えたまま過ごさなければなりません。結果的に歯科治療を受ける回数が多くなり、身体的・精神的な苦痛が伴うほか、費用や時間も無駄に多くかけることになります。

最近は日本でも歯に関する美意識や知識が高まり、小児矯正が将来的な治療リスクの回避(予防)の手段として認識され、歯列矯正を受ける方が増えています。実際、当院に矯正のご相談でいらっしゃる患者様の9割はお子様です。お子様に必要以上に痛い思いをさせないためにも、当院で小児矯正を始めてみませんか?

小児矯正治療を受けるメリット

MERIT. 01抜歯をせずに済む

成長期を終え、永久歯が生え揃っている大人の矯正では、小児矯正のような歯列の拡大や骨格の修正ができません。成人矯正では歯そのものにアプローチをかける手法を採りますが、小児矯正を行わなかった場合、歯列を整えるために抜歯が必要になるケースがあります。
現在では非抜歯矯正を行っている歯科医院もありますが、解剖学的にどうしても抜歯が必要な場合、または抜歯をした方が好ましい結果が得られることが明らかな場合は抜歯は避けられません。永久歯が正しい位置に生えるように誘導し、綺麗な歯並びを整える治療は、子供のうちにしか受けられない治療です。

MERIT. 02治療費が大人の矯正の3分の1程度

小学校低~中学年の間に行う矯正を第一期治療、永久歯が生え揃った高学年以降に行う矯正を第二期治療と呼びます。乳歯列または混合歯列の時期に矯正治療を始め、第一期治療の段階で咬み合わせの改善ができた場合、第二期治療の必要がなくなることも珍しくありません。
矯正治療は装置そのものの費用の他に装置の調整・メンテナンス代も含まれますので、矯正期間が長くなればなるほどトータルの治療費は高くなります。また、大人の矯正装置と比べ、子供の矯正の装置は材料・工賃などの理由から費用がリーズナブルです。長い目で見た時に、この2つの治療には費用面でも大きな差があることが分かります。

MERIT. 03装置の取り外しが可能なため
虫歯を予防できる

ワイヤー矯正のような取り外しができない装置の場合、毎日念入りに歯を磨かないと装置の周りに汚れが溜まり、虫歯になりやすいというデメリットがあります。せっかく時間をかけて歯並びを整えても、歯自体がぼろぼろでは治療の意味がありません。子供であればなおさら歯磨きが不充分になりがちですが、小児矯正で使用する装置は取り外しが可能ですので通常通り歯磨きを行えます。治療中は歯磨きのポイント・矯正装置のお手入れ方法の両方をお伝えし、お口の中を清潔に保てるようサポート致します。

小児矯正は「発育矯正」とも呼ばれています

受け口を子供の頃に治療せず放っておいてしまうと、9割が戻らないと言われています。そのため当院では幼稚園に入る前くらいからの受診を勧めており、受け口の早期発見・早期治療に取り組んでいます。
まだ症状として現れてはいないものの、小さな子供には指しゃぶり・爪を噛む・唇の力が弱い・舌癖がある・鼻が悪くて口で呼吸をしているといった歯並びを悪くする原因となり得る癖があることがほとんどです。それらの癖を見つけ、お口のトラブルを未然に防ぐお手伝いができればと考えています。

小児矯正が発育矯正と呼ばれる理由は、成長期の子供の顔貌や口腔機能が正しい方向に成長できるように、有害な力を取り除いたり筋肉の訓練を行うことにあります。小学校にあがるくらいからは「矯正治療」という機械的な力も使いながら、良い発育を促していきます。
現代の食事は柔らかい食べ物が多く、顎や筋肉の発達が未熟なためにきちんと咬めていない子が増えていますが、10人に4人の子供は下の前歯4本がガタついていると言われています。この部分の歯列は小学校3年生までに決まると言っても過言ではなく、当院では「小学校1年生くらいから始めて、3年生までに終わらせる」ことを目標に歯列矯正を行っています。

小児矯正で使用する装置

お子様の歯並び矯正で使用する装置には、こんな特徴があります。

  • 見た目が気にならない
  • 歯への負担が少ない
  • 痛みが少ない
  • 後戻りが少ない
  • 抜歯をしない
  • リーズナブルな価格
  • 鼻呼吸もできるようになる

最初は嫌がる子もいますが、そんな時は無理に装置を入れることはせず、様子を見ながら少しずつ試してみましょう。年齢の低い子供も遊んでいるうちに装置を自然とお口に持ってくるようになり、スムーズに入れられるようになります。
当院では良いものをお手頃な価格で提供できるよう努めています。お子様の歯並びが気になるお母様・お父様へ無料でカウンセリングを実施しておりますので、是非当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

ムーシールド

就寝時のみの装着で効果が期待できる、受け口(反対咬合)を治す矯正装置です。マウスピースに似た形をしており、柔らかい素材でできているため小さなお子様にも安心してお使い頂けます。咬み合わせが逆のまま成長を続けると取り返しがつかなくなるケースも多いですが、ムーシールドで早期に治療を開始すれば最短3ヶ月ほどで受け口が改善します。

プレオルソ

こちらもマウスピースのような形をしており、柔らかい素材でできています。装着時の痛みや違和感も少ないため、ほとんど苦痛を感じることなく治療を受けられます。熱を加えて形を変えられるのが特徴で、受け口の他にも出っ歯や深い咬み合わせ(過蓋咬合)などの幅広い症例に使用することが可能です。

パナシールド

受け口の治療や舌の筋肉のトレーニングで使用します。舌先が上の前歯の裏に付いておらず、舌の位置が下がっている子供は上顎や気道が狭くなっています。パナシールドをお口に入れ、装置の上に舌を乗せて正しい位置に戻し、顎の位置と咬み合わせを改善します。3歳のお子様でも自分で装着することができます。

床矯正

永久歯が生えるスペースを作る為に行う矯正装置です。発育不足の小さな顎には全ての永久歯が並ぶ隙間がなく、放置していると本来とは違う位置から歯が生えてきて凸凹した歯並びになる可能性が高いです。床矯正装置で歯と歯茎に少しずつ力を加え、歯列幅を広げて永久歯が生え揃う前の土台作りをします。

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