お口の中の細菌とウィルス感染
2020年6月20日 (土)
カテゴリー : 未分類
今回のテーマは、「お口の中の細菌とウィルス感染!!」
(#^.^#)
緊急事態宣言解除と東京アラートと移動自粛要請
5月25日に緊急事態宣言は解除されましたが、、、。
その後、6月2日、東京都は、新型コロナウイルス感染再拡大の警戒を呼び掛ける東京アラート」を初めて発動しました。(のちに11日に解除。)
また、19日、政府は、都道府県境をまたぐ人の移動自粛要請を全国で解除しました。
これからは、また、新型コロナウィルス感染のリスクが大きくなるのは間違いないでしょう。
( 一一)
感染リスク
今回は、そのリスクを軽減するお話をします。
結論からお話しすると。
お口は、病気になる細菌やウィルスの入り口になっており、
歯科医院でのクリーニングは、新型コロナウィルスなどの感染リスクを減少させる事が
分かっています。
お口の中には、 歯をよく磨く人で1000億個以上、
あまり歯を磨かない人では4000億個以上、
ほとんど磨かない人では1兆個もの細菌がいます。
感染症を引き起こすウイルスや細菌は、口や鼻などの粘膜から侵入しますが、
お口の中の歯周病菌などが、ウイルスの侵入を助ける酵素を分泌したり、
全身疾患にも関与することも分かっています。
そこで、歯科医院での定期的クリーニングを行っている人と、
行っていない人とのインフルエンザの発症率は、
どのくらい違うと思いますか?
ご存知でしょうか?
実は、約10倍も違うのです。
(;’∀’)
定期検診、クリーニングの重要性
歯科医院でのクリーニングを行う事により、
歯周菌などを取り除き、免疫力(IgA)をアップさせ、
体内へのウィルス侵入を防ぐ効果があるのです。
すみとも歯科クリニックの定期検診では、
必ず、位相差顕微鏡検査を行い、
お口の中の細菌(種類や量、活動性の変化)をチェックしています。
(もちろん無料です。)
(=゚ω゚)ノ
皆さん、定期検診を受けることを忘れないようにして下さい。
ぜひ、ご自身の状態を把握し、いろんな感染リスクを回避しましょう。
(^o^)丿
また、マスク、手洗い、うがい、も習慣化しましょうね。
(^O^)
歯科医師 住友 栄太
高知県出身 高知追手前高校卒業。
昭和大学歯学部卒業後、同大学歯科病院第3補綴学講座在籍 (主にインプラント治療及びインプラントの動物実験を行う)。
その後、アメリカ ロサンゼルス UCLA歯学部に2年間留学。 歯周病予防、インプラント治療を専攻し学ぶ。 帰国後、複数の都内のインプラントセンターにて数多くのインプラント治療を行いながら、すみとも歯科クリニックを開業。
所属団体・組織
■ 日本口腔インプラント学会
■ デンタルコンセプト21
■ インビザラインドクター
■ 高濃度ビタミンC点滴療法学会
■ ITI公認インプラントスペシャリスト
■ JSOI口腔インプラント専修医